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メタルマクベス観劇記 [新感線]

6/30の夜の公演。大阪厚生年金大ホール。
大急ぎで電車に乗り、大急ぎで劇場前の公園でおにぎり食べて、行ってきました。
6ヶ月ぶりの観劇であります。(遠いのよ。良い日にチケットとれないし)

略して、「メタマク」

出演者は
内野聖陽(うちのまさあき)/松たか子/森山未来/上條恒彦/北村有起哉(きたむらゆきや)
(以上外部出演*敬称略)
橋本じゅん/高田聖子/粟根まこと/河野まさと(他劇団員多数)

ストーリー
http://www.dipps.co.jp/stage/metalmacbeth/
ストーリーのコーナークリックしてください。
こんな感じです。

オープニング前に携帯電話のマナーの注意。
「携帯電話はKILL!」には笑いました。

すっごい面白かった。やっぱ、シェークスピアだわ。偉大です。
原作が面白いと、遊んでも遊んでも面白いなあと思います。
大音量のメタルに乗って出演者は唄い、ボケ倒す。
笑ろた、笑ろた!楽しかった~。笑い満載でとても満足。
こんな感じの劇が好きだなあ。DVD出たら、絶対買うね。
正直、前作の「吉原御免状」は物足りなかった。
堤真一さんは好きだったから、間近で見れたのは嬉しかったけど。
笑いがちょっと抑えぎみでした。寂しかったんですよ。
今回は脚色が宮藤官九郎氏だけあって、ものすごい数の笑いが盛り込まれてました。
1980年代のメタルバンドの勢力争いと2206年のリセット後の世界が舞台です。
1980年代に活躍していたバンド「メタルマクベス」の歌が2206年の戦いで活躍している将軍ランダムスター達の人生を予言しているという話。
劇団員のみんなもそれぞれのキャラを披露出来ていて、これぞ、新感線だなあって嬉しくなりました。中島かずきさんの脚本じゃないのに、新感線ワールドありましたよ。
官九郎さんは新感線の舞台、いっぱいご覧になってるんでしょうか?違和感がなかった。

↓↓↓ここから下はまだ見ていない人は読まないでくださいね。↓↓↓
話がわかっちゃってもいいよっていう人は是非読んでください。

ランダムスター/マクベス役 内野さんは殺陣も歌も演技もほとんどパーフェクト。
来年の大河の主役ですね。「風林火山」の山本勘助役が決まっています。
声がね、メタルにぴったりでしたね。(メタルの事、そんなくわしくないけど)
野心はあったものの、夫人にそそのかされて、王を殺害。
自分が王となるが、予言の中にあるものに怯える。
悪い人物だけど、恐怖に怯える姿は人間らしかった。
リチャード3世やこのマクベスという人物は、役者としてとてもやりたいと思っている人が多いらしいですね。悪い人ってのは、やってて楽しいんだろうな。

夫人/ローズ役 松さんが歌も演技も思っていた以上でびっくりしました。
数々の演劇賞受賞は「納得!納得!」という感じです。寒暖、絶妙な演技でしたね。
夫婦の寝室での会話が面白かった。何故か二人は赤ちゃん言葉なんですよ(**||)
夫に殺人をそそのかしながら、次第に心を病んでいく。この人物も悲しい運命ですね。

レスポール王/元社長役 上條さん、声がとても素敵。
暗殺される王の役なんですが、器が大きい人物で素敵な人物だったんですけどね。
殺されるシーンは圧巻でした。
なので、前半で登場が終わってしまって、残念でした。
でも、1989年では事務所の社長で登場されてたけど。

Jr/元きよし役 森山さんは無茶苦茶タップがお上手ですね。
メタル風味の演歌も笑いました。
次期国王として大切に育てられた王子。この世の憂いなど知らなかった王子が父王を殺され、
犯人にされて逃亡し、復讐を誓う人物に変わっていく姿は非常に面白かった。
決起する所のスキンヘッドに巻いた長い布(なんていうのかなあ?)の姿が相当かっこいいよ。

何よりもグレコ/マクダフ役の北村有起哉さん、無茶苦茶良いですね。演技もですけど、スタイルも。
頭が小さくて、背が高くて、殺陣もとても綺麗でした。(黒ジャージいけるかな?)
グレコという人物は役的にもとても魅力的な役柄。
妻と息子を殺され、悲しみにくれるシーンには涙。静かなシーンなんですよ。
元々はレスポール王の側近の一人で、非常に誠実な人物。
王を殺された時もマクベス達に疑いを持ち、犯人にされた王子をただ一人信じ、パール王の元
に王子を逃がします。(これだけでも素敵でしょ)
王子の様子を確認しに行った時に妻と子を連れていかなかった為に、王子の居場所を知ったマクベスに寄って二人を殺害されてしまうんですよね。
二人の遺骸を静かに弔う姿がせつなかった。その表現が何だか豊かでね。
この人絶対注目ですよ。
やっぱり五足役の頃の輝きは本当だったみたいです。「二世俳優」なんてなめちゃいけませんよ。

兵を挙げるシーンは本当に格好よかった。あのシーンがこの劇の中で一番好きです。
北村さんを始め、森山さんや河野さんや粟根さんが踊るところ、感動的です。
曲も相当よかったですね。
曲は岡崎司さんが作ってるんですが、「明けない夜はSO LONG」という曲。
なんかベタな名前の曲ですが、この曲、ワクワクするんですよね。
バックに赤と黒で「DEATH FOR ランダムスター」って書かれた背景でバンバン踊ってました。
かっこいいよ~。
http://forum.nifty.com/ftheater/index.htm
一覧から「シェイクスピア×クドカン×いのうえ 『メタル マクベス』舞台稽古」をクリックしてください。

(一番下の写真のシーンですね)

前半、粟根さんがあまり目立っていなかったので、このまま終わるのかと思っていましたが、後半にとても重要な人物で登場してくれて、「でしょ。これで終わんないよね」と喜んでしまいました。
ロンゲの粟根さんも素敵でした。パール王というJrを匿う人物の役でね、ランダムスターに静かに反抗するんだよね。

エクスプローラー/バンクォー役 橋本じゅんさんもグレコ夫人/シマコ役 高田聖子さんもとても好き。じゅんさんと聖子さんが出演していないといつも寂しい。
今回もとても重要な役で出てくれていたので、安心しました。
魔女役の3人もいい味出てるんですよね。右近健一さん、村木よし子さん、山本カナコさん。

電光掲示板や照明あてると透ける「紗幕」などの採用も画期的。面白い効果でましたね。
点滅する照明と大音量の迫力が面白かった。この迫力、来てよかったと思った。

衣裳がね、とても重厚でいいんですよ。
マクベスの長いマントや反乱軍のファッションとかね。メタルだからかな。
いつもは竹田団吾さんなんだけど、今回は違ってましたね。
(団吾さんは昔役者で、個性的なおっちゃん役で良く出演されて大好きでした。今はそのパートは逆木さんが担当されてますけど)
団吾さんは、え~っと、この間の西遊記で妖怪役のキムタクの衣裳作った人です。
素敵だったでしょ。

オールスタンディングでしたよ。
出演者みんな嬉しそうでした。

早くDVD化して~。DVD!DVD!ゲキシネ!ゲキシネ!
ほんとは近くで公演してくれたらもっと嬉しい。

ところで、大阪厚生年金会館の継続、危ういんですね。
署名活動してました。
これ以上、劇場が減るのは困るよ。どうか、行かれた方、署名してくださいね。

 

追記(08/2/8)
ニコ動でUPしてくださっていました。
「明けない夜~」のシーンはこちらでどうぞ!
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1951473
「私の殺意」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1095178


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